非日常を提供するスペシャリスト  その1 バレエダンサー

非日常を提供するスペシャリスト →バレエダンサー(未来の)
発表会を観てきました。私から見れば卵どころではないのですが、まだ研修生なので・・・“金の卵”かな?



新国立バレエ団の研修生(第3期)の発表会を観ました。
たった8名。だけど選び抜かれた「粋」の人たち。
《プロのダンサーとしての就業する》ことを目的とした研修所。
クラシックバレエを中心に、踊りの技術研修はもちろん、知識や教養の講義、舞台実習、バレエ団研修、舞台鑑賞など2年間みっちり。
授業料年額189.000円で、奨学金60.000円が出て、しっかりバックアップ。






私がすごいと思ったのは、その研修生に対するプロモーションと世の中に対するプロモーション。



<修生に対するプロモーション>
研修生には技術だけでなく、バレエ界、もっと大きく舞台の世界に重要で貴重な人物となってもらえるようにバックグラウンドから学んでもらっている。茶道、マナー、音楽、デッサン、栄養学、歴史etc・・・
たしかに一般人とは違うオーラを放ち、教養を身につけていて、ダンスに関しての広い知識を持っていたとしたら・・・踊り手としてもすばらしいし、人間としても非日常的存在。
すっご!!



<世の中に対するプロモーション>
入所年齢17以上20歳未満から広くオーディションをする。
そして、公開レッスンや発表会を舞台で観せる形式をとって(公開ゲネもあるらしい)、
ネットでは『研修生生情報』http://www.nntt.jac.go.jp/training/ballet/ballet03/ballet03-4/ballet03-4.html
今日の発表会でもしっかり15分のビデオを上映して研修所を紹介&宣伝。
ちょっと就活中の会社説明会を思い出しました。
もちろん日野自動車コマツほど熱くないにしろ、くわしいパンフレットをもらって帰ってきました。
有名なダンサーや先生が来ていて、日本のバレエ界にまさに「プレゼンテーション」していました。
すっご!!



人々から「バレエってすごい!」「バレエダンサーってすごい!!」と尊敬され、非日常を提供する存在。
そうなるための授業で“様々な分野の第一線で活躍している人やスタッフとの交流会”をもつ意味。
って面白いとおもいました。そして、それを広めようとする体制にも注目です。