のだめ

『のだめカンタービレ』をご存知ですか?
去年はまって、母、弟も大好きでみんなで回し読んでいます。
昨日15巻がでたのですが･･･期待を裏切らずおもしろかったです。

指揮者志望の千秋先輩と、変態天才ピアニストのだめ(野田恵)のお話で、音大時代から始まり、今は二人そろってパリに留学中。
千秋は外国育ち。父はピアニスト、母は一大グル−プ令嬢。オレ様天然王子。とってもかっこいいデス。
のだめは「むきゃー！！」とか「ぎゃぼ〜！」とか連発する片付けもしないし、お風呂にも入らない、およそ女子音大生とは思えぬ行動を取る変わり者。でも愛嬌があってカワイイ。

音大だからうなずける部分も随所にあって、
「芸術活動とビンボー」「企画・宣伝戦略」「芸術の教育」「子どもと芸術」「留学の意味」「天才の日常」「才能があると言われる人の悩み」「自分には才能がないと思っている人に欠けているもの」「クラシックへの考え方」「観客への魅せ方」「コンクールやプロへの抵抗感」
などなど。探せばもっとたくさん問題意識が潜んでいる。
一番のテーマは「パートナー」とか同じ方向を学ぶ「仲間」だと思うんですがね。

あ、でもマンガって話を作る段階で問題意識をテーマにするのですよね。あたりまえか〜。。